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「長崎くんち」奉納踊など32年ぶり中止

2020年04月12日

新型コロナウイルスの感染拡大で長崎市諏訪神社の秋の大祭「長崎くんち」は奉納踊などを中止することが決まりました。386年の歴史を持つ国の重要無形民俗文化財長崎くんち。毎年10月7日から3日間、7年に一度出番が回ってくる踊町が諏訪神社に演し物を奉納します。原爆が落とされた終戦の年も、長崎大水害の年も演し物を奉納して復興の力にしてきました。今年は万屋町の「鯨の潮吹き」など6カ町が演し物を奉納する予定でした。しかし、演し物の稽古による感染拡大を防ぐため、6月1日の稽古始め「小屋入り」を前に今年の踊町と神輿守町が辞退を申し出て中止が決まりました。今年、奉納する予定だった6つの踊町と神輿守町は来年に繰り延べされます。踊町幹事町・本石灰町の山口哲治顧問は「学年や仕事の関係で(来年では)出られない人も何人か出てくることが一番残念に思うが、こういった状態ですから仕方ないかなとは思っている。来年はやる気満々で、また心新たできることを信じて頑張っていきたい」と話しました。10月8日の「例大祭」に関わる神事は行う予定です。奉納踊が中止になるのは昭和天皇の容体悪化で奉納を控えた1988年以来32年ぶりです。