
県と佐世保市が東彼・川棚町で建設を進める石木ダム事業をめぐり、今月2日に就任した平田知事が、就任後初めてダム建設に反対する住民と面会しました。
宇佐美武史記者:
「知事がやって来ました。この後、就任後初めて建設反対派の住民と面会します」
石木ダム事業をめぐっては、予定地に暮らしていた67世帯のうち54世帯が事業に協力して移転しましたが、2019年9月の強制収用で全ての土地の権利が県に移ったあとも、反対する13世帯が暮らし続けています。
10日夜、非公開で行われた会合には、反対派の13世帯19人が出席し、知事と約1時間、工事の進め方や行政代執行、ダム建設について有識者の意見を聞く「流域委員会」の設置などについて意見を交わしました。
平田研知事:
「色々ご意見は頂きましたけど、きょうはまずご挨拶を差し上げたということだけ言わせていただきます」
反対派の住民は、知事について「印象は悪くない。前向きな話ができた」と話しました。
反対派住民:
「向こう(知事)はまずこっち(反対派住民)が考えていることを聞きたいということで、『私はこういう方針でやります』ということではなくて。そう長い期間ではないうちにまた会うことがあると思います」
現職の知事と反対派住民との対話の場は、2022年9月の大石前知事以来、約3年半ぶりです。