【長崎】国際クルーズ船予約受付再開「クイーン・エリザベス」5月寄港へ
ふたたび、港ににぎわいが戻りそうです。県が長崎への国際クルーズ船の寄港の予約受付を7日から再開しました。また海運会社キュナードは5月に4年ぶりとなるクイーン・エリザベスの長崎寄港を発表しました。
県ではこれまで長崎港の関係機関と共に国際クルーズ船の安全・安心な受け入れ体制づくりを進めてきました。
7日からクルーズ船内の感染症対策の確認や県内のまん延状況などに応じ、保健所などの合意を得たうえで予約を受け付けます。
県港湾課によりますと3月から4月にかけて約20隻の寄港の打診があり、早ければ3月中旬に入港する可能性があるということです。
長崎への国際クルーズ船の入港は2020年2月の「ぱしふぃっくびいなす」以来途絶えていて、寄港が実現すれば約3年ぶりです。
またイギリスの海運会社「キュナード」は保有する客船クイーン・エリザベスの日本発着クルーズを4年ぶりに再開すると発表しました。九州と韓国をめぐる9日間のクルーズの途中の5月4日(木)、西日本各地をめぐる10日間のクルーズで5月20日(土)に長崎港に入ることも公表されています。「海の女王」と呼ばれるクイーン・エリザベスの長崎寄港は2019年5月以来約4年ぶりです。
このほか、3月16日には佐世保にアメリカ「オーシャニアクルーズ」の客船「ノーティカ」が入港することがすでに発表されています。