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【長崎】コロナ過去最多912人感染「第7波」拡大

2022年07月16日

長崎県内で16日、過去最多912人の新型コロナウイルスの新規感染者が発表された。21日連続で前週同曜日を上回り「第7波」の感染拡大が続いている。

市町別内訳は長崎市が最多の267人、佐世保市155人、諫早市94人、大村市67人、南島原市61人、島原市48人、雲仙市44人、対馬市39人、長与町37人、時津町23人、壱岐市13人、佐々町12人、五島市11人、平戸市9人、川棚町9人、西海市6人、新上五島町6人、波佐見町5人、東彼杵町3人、松浦市2人、小値賀町1人の県内全13市8町で912人。うち「みなし陽性」は54人。総数は15日(金)発表の830人を82人上回り、前週土曜9日の558人を354人上回った。前週同曜日比増は6月26日(日)以来21日連続。

年代別では10歳未満が最多の189人、10代151人、20代97人、30代156人、40代131人、50代77人、60代57人、70代29人、80代13人、90歳以上12人。

15日時点の入院患者は168人(前日比+10)で緊急時確保病床570床で算定する病床使用率は29.5%。長崎医療圏は緊急時確保208床に対し76人(前日比-2)が入院しており病床使用率は36.5%、県感染段階レベル2ーⅡ特別警戒警報の指標の35%を超えている。現在県内全域の感染段階レベルは2-Ⅰ警戒警報だが、長崎県新型コロナウイルス感染症対策戦略チームと観光振興課は15日付で「長崎市と佐世保市は個別にレベル判断を行ってきたことから、今後の長崎市の感染状況を見極めた上で、レベル2ーⅡへの引き上げについて検討する。
なお、仮に長崎市のレベルを引き上げた場合でも、県の観光キャンペーンの事業停止等については、県全体のレベルで判断することから、長崎市のみ新規予約停止を行うことはない」との文書を公表している。

重症者は0人(±0)、宿泊療養者は317人(前日比+11)、自宅療養者は5657人(前日比+564)、施設療養者は118人(前日比+11)。

長崎市立学校1校1学級で関係者5人のクラスターが発生した。