【長崎】県内新型コロナ新規感染239人 6日連続前週比増
県内の新型コロナウイルス。23日、長崎県などが発表した新規感染者は239人で6日連続で前の週を上回りました。学校や児童関係施設で3件のクラスターが発生するなど子どもの感染が目立ちます。内訳は長崎市が最多の63人、佐世保市60人、諫早市50人、大村市21人、五島市12人、島原市・新上五島町各5人、時津町・長与町各4人、雲仙市・南島原市・佐々町各3人、西海市2人、平戸市・松浦市・対馬市・東彼杵町各1人など12市5町で239人。「みなし陽性」は17人です。総数は前日(259人)から20人減る一方、先週木曜(235人)から4人増え、6日連続で前の週を上回りました。年代別では10歳未満が最多の74人、次いで30代43人、10代38人、20代20人、40代32人、50代15人、60代12人、70代4人、90歳以上1人で10歳未満の子どもが3割以上を占めます。22日時点の長崎県内の入院患者は前日より3人増え53人、うち重症は0人。病床使用率は0.5ポイント上がり9.3%。自宅療養者は82人増え、1954人となっています。長崎市では市立小学校1校1学級で新たに6人のクラスターが発生しました。21日と22日学級閉鎖しましたが、23日から通常登校に戻っています。市の建築部の20代の女性職員も感染しました。佐世保市では市立小中学校など1校1学級で8人のクラスターが発生。この他、感染者が確認された2校3学級が23日、学級閉鎖しました。佐世保市内の児童関係施設では同じクラスの園児4人と職員1人のクラスターが発生しました。園は23日、一部のクラスを休園しています。22日にクラスターを公表した五島市の保育園では新たに園児2人と職員1人が感染し計11人に増えました。複数の感染者が確認された雲仙市立学校1校1学級は24日から27日(月)まで学級閉鎖します。