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【長崎】衆院小選挙区 新区割り案に地元の声は…

2022年06月17日

政府の区割り審=衆院選挙区画定審議会が16日、岸田総理に勧告した新たな区割り案で長崎県の定数が現行の4から3に「1減」となる区割りが示されました。長崎県内の反応です。新たな区割りの長崎1区は長崎市。2区は諫早、島原、大村、対馬、壱岐、雲仙、南島原、長与、時津の7市2町。3区は佐世保、平戸、松浦、五島、西海、東彼杵、川棚、波佐見、小値賀、佐々、新上五島の5市6町です。2つの選挙区にまたがっていた長崎市と佐世保市の一部の分割は解消されました。三川内地区自治協議会の横石政夫会長は「佐世保市で一体となって選挙に臨めるので本当に歓迎。これが当然だと思っている」と話しました。宮地区自治協議会の横山春美会長は「非常に違和感を持っていたが今回佐世保市全体県北が3区でまとまった形となったので大変喜ばしいこと」と話しました。早岐地区自治協議会の横尾英彦会長は「確かに佐世保市に入ることは結構だと思う。ただし定員が1人減るのは納得いかない」と話しました。五島市は現在、県央の大村市などと同じ3区ですが、改定案では県北を中心とした3区に振り分けられました。五島市民(65)は「離島の人たちの代表が国政の場に出ていくのがかなり難しくなるのでは」と話しました。現在の3区選出の谷川弥一衆院議員(自民党)は「3区にとっては最悪の結果。五島が佐世保にくっつくのは交通の便などから言っても理由が見当たらない」としています。3区で敗れ比例で当選した山田勝彦衆院議員(立憲)は「本質的な課題は地方から人口減少が進む今の社会構造なので引き続きそこに取り組む必要がある」としています。元知事で参院議員の金子原二郎農水大臣は、「下五島は交通の便などから見て1区かと思ったが島は一体と見たのだと思う。五島がまるっと3区は意外だった」と話しています。大石知事は、分割解消が図られたことは「地域の意見も踏まえて対処されたもの」と評価する一方、県北と五島列島の新3区については経済・生活圏や交通の関連性など「選挙区全体の一体性に課題が残る」としています。分割が解消された長崎市の田上市長は「市内が合併後ひとつになっている中で選挙区が違う問題も大きな問題でしたので、今回長崎市全体が一つの区になるという点については非常にいい方向に進んだと思うし感謝している」と話しました。