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【長崎】公私立高教頭・副校長ら いじめ法令等研修

2022年05月10日

長崎県と長崎県教委は公立と私立高校などの管理職を対象としたいじめに関する全体研修を10日、初めて行いました。教頭・副校長会の春季総会内で開かれた研修には長崎県内の公立と私立高校、それに特別支援学校の合わせて91校から約100人が参加しました。5年前(2017年4月20日)、長崎市内の公園で自ら命を絶った当時私立高校2年の男子生徒(当時16)の遺族の要望や2020年度に県内の学校で「いじめの重大事態」の認定が3件あったことを受けて開かれました。県教委のいじめ担当部署の職員が改めて「いじめの定義」や「いじめ防止推進法」などいじめに関する法令、「いじめの重大事態」について説明しました。県内外で発生した重大事態を含むいじめの具体例を挙げ、個人の経験や判断ではなく、学校全体で組織的に対応することやいじめの定期会議を開く必要性を話し、各校全ての職員に今回の伝達研修を行うよう求めました。県立豊玉高校の金谷雄教頭は「教員としてはいじめの定義をしっかりと理解して法に基づいた対応を行うこと、そして子どもたちに対してもいじめは絶対に許されないことであるということを教えていかなければならない」と話しました。県教委児童生徒支援課の堀光課長補佐は「連携することで児童生徒に対しプラスになれば。1件でも一人でもいじめからの嫌な気持ちをしている子が救われたり、そういったものにつながると信じてやってますし、つながってほしいなと思っています。」と話しました。公立高校や特別支援学校は、県教委が作成したいじめ防止の取り組みや研修を行っているか、いじめの対策会議を定期開催しているかなどのチェックシートを今月30日までに提出し、県は私立高校にも配布を検討しています。