イランでの軍事作戦をめぐり、アメリカメディアは、佐世保基地配備の強襲揚陸艦が中東に派遣されると報じました。4月に予定されていた佐世保基地の一般開放は「中止」が発表されています。
ウォール・ストリート・ジャーナルなどは13日、アメリカ国防総省が佐世保基地に配備している強襲揚陸艦「トリポリ」と沖縄を拠点とする第31海兵遠征部隊の中東派遣を決めたと報じました。
「トリポリ」は2020年に就役した最新鋭の強襲揚陸艦で、最大2900人が乗艦できる大型艦です。去年6月、強襲揚陸艦「アメリカ」と交代して佐世保に前方配備されました。航空作戦に特化した設計で、ステルス戦闘機「F35B」は最大20機、輸送機「オスプレイ」は10機から12機搭載できます。
アメリカ海軍の動向を監視する市民団体「リムピース」の編集委員、篠﨑正人さん(78)によると在日米海軍の強襲揚陸艦が紛争地に派遣されるのは、2004年の「エセックス」以来、約22年ぶりだということです。
また、今回の「トリポリ」は、同じく佐世保に配備されているドック型輸送揚陸艦「ニューオーリンズ」とともに、ESG=遠征打撃群として、一体で中東方面に向かったとみられるということです。
一方、佐世保基地は4月18日に予定されていた基地の一般開放イベント「佐世保フリート・フレンドシップデー」が中止になったと発表しました。現時点で延期開催の予定はないとしています。