7月28日午後4時27分ごろ、熊本地方を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。
県内では、南島原市で震度5強、諫早市と雲仙市で震度5弱、長崎市や島原市などで震度4を観測するなど、広い範囲で揺れを観測しました。
島原市の眉山では、山の表面が崩れる「表層剥離」が複数回発生。普賢岳の溶岩ドーム「平成新山」も一部が崩落しました。
地震から1カ月、普賢岳や眉山の状況はー。
九州大学地震火山観測研究センター・松島健特任教授:
「小さな平成新山の崩落とか、眉山の表層剥離、そういうような現象はちょっと大きめの地震が発生すると起こってはいますけど、住民の方々に被害が及ぶような崩落とか、表層剥離にはなっていませんので、問題ないと思います。
(長崎、島原半島を震源とする地震が起こる可能性は?)
それは十分あります。いつ発生するか分かりませんけど、発生してもおかしくない状況になっているということがありますので、気を付けておく必要があるのではないかと思います。約200年前にはですね、眉山の直下で地震がありましたのでですね、その時に眉山が大崩壊してですね、大きな災害になったわけですけど、同じような地震が、発生する可能性は否定できませんので、雲仙地区の方にはたくさん断層があります。そういうところを大きく破壊して、地震が発生した場合には、平成新山のあたりも大きく崩落する可能性もありますし、もし本当に大規模に崩れたりすると、安中地区とか、いわゆる砂防施設で防ぎきれないような土砂の流出の可能性がありますので、そういうときには、現在住んでいる場所あたりも土砂で覆われる可能性がありますので、大きな地震を感じたら、避難訓練の成果を生かして避難していただくということが必要だと思っております」
熊本県内では関連死の疑いがある人を含め38人が死亡しました。住宅被害は5万3000軒を超え、今も2000人以上が避難所で過ごしています。