28日に発生した熊本県を震源とする最大震度7の地震。県内でも最大震度5強を観測しました。県の災害対策本部によりますと、今のところ、県内でけが人は確認されていません。
中尾仁記者「地震直後の長崎原爆資料館です。大きな揺れの直後から、館内の展示物などに影響がないか、来館者に体調不良者が出ていないか職員たちが走り回って確認をしています」
県内では、南島原市で震度5強、諫早市と雲仙市で震度5弱、長崎市や島原市などで震度4を観測するなど、広い範囲で揺れを観測しました。
上田真美記者:「JR長崎駅です。地震の影響で全線が運転見合わせになっており、新幹線のホームからは乗客がいったん出るよう、求められています」
午後4時29分には、有明海と八代海に津波注意報が発表され、午後6時10分に解除されました。地震発生直後の島原市の眉山。白く見えるのは雲ではなく土煙です。
神里公美子アナウンサー:「島原市大下町からです。こちらから眉山を見上げるとところどころ茶色や白になっていて、山肌がむき出しになっているのがわかります。今もなお崩れ続けています」
眉山の表面が崩れる「表層剥離」が複数回発生しました。
中田博文さん(島原市在住):「眉山も、とんがってるとこの木が植わってないところがあるんですよ。その辺が3カ所くらいから一番最初のは崩れたですね。(熊本で)2回目の震度5弱っていうとがなったときも1カ所崩れたごたっですね」
眉山の近くに住む女性:「いつも崩れそうだからね、外に出てみたんですけど、そしたらね全部が茶色くて見えなかった。山の形が見えなかった。初めて経験しましたねこんな大きい地震は」
国土交通省雲仙砂防管理センターによりますと、平成新山(標高1483m)と、普賢岳(標高1359m)でも、一部が崩落しました。いずれもけが人や建物への被害の報告はありません。
古川島原市長計:「今すぐあわてるようなことはありません。台風シーズンになると剥離が広がっていく可能性もあると思っていますので、防災情報には注意深く見守っていただきたいと思っています」
長崎地方気象台は、「家屋の倒壊や土砂災害の危険性が高まっている」として、今後1週間ほどは、最大震度5強程度の揺れに注意するよう呼び掛けています。