東京で開催中の世界陸上選手権で、島原市出身の近藤亮太選手(三菱重工マラソンマラソン部)が15日、日本代表として男子マラソンに出場します。当初はスタート時間は午前8時だったが、猛暑の影響を考慮し、30分繰り上げて午前7時半にスタートすることが開幕直前に発表された。
近藤選手は島原市出身の25歳。島原高校から順天堂大学を経て、地元の三菱重工マラソン部に入社。学生時代は全国的に目立つ選手ではなかったものの、地道な努力を積み重ね、初マラソンとなった今年2月の大阪マラソンで躍動。初マラソン日本人最高記録となる2時間5分39秒で、日本人トップ・全体2位に入り、初の代表権を掴み取った。
三菱重工マラソン部として世界選手権マラソンへの出場は、井上大仁選手、山下一貴選手に続いて3人目。前回の2023年ブダペスト大会では、山下選手がレース終盤で足がつるアクシデントがあったこともあり、チームとして科学的な視点からも暑熱対策を行なって、夏のマラソンに挑む。
長崎では、トラスタ長崎でパブリックビューイング(午前7時開場)が行われるということです。