陸上の世界選手権、マラソン日本代表に選ばれた島原市出身の近藤亮太選手(25)が、大石知事を表敬訪問しました。
県庁を訪れたのは、島原高校出身で三菱重工マラソン部の近藤亮太選手らチーム関係者3人です。
近藤選手は、2月の大阪マラソンで、初マラソン日本最高記録を打ち出し、日本人トップの2位に入ったことが評価され、9月に東京で開かれる世界選手権男子マラソン日本代表に選出されました。
近藤亮太選手:
「東京開催ということで、普段より一段と注目度が高い世界選手権だと思っています。その日本代表に選出されて大変光栄に思います」
大石知事は、「県民にとって夢のような誇りです。長崎から大きな応援が届くと思うので、力を十分に発揮してほしい」と激励しました。
また、県庁に勤務する父・亮二さんも同席し、我が子にエールを送りました。
県教育庁特別支援教育課・近藤亮二課長:
「小学生、中学生まで体も小さくて全然勝てる子ではなかったんですが、勝つよりも走るのが楽しみだったので、楽しんで毎日走っていたのが、こういう結果になったのかなと思います」
近藤亮太選手:
「(父が隣にいて)すごく不思議な感じです。父の言った通り、まずはスタートラインに立つこと、そして良い走りを皆さんにお届けして、私自身、世界の舞台を楽しみたいなと思います」
近藤選手は今後、マラソンのレースには出場せず、トラック種目やロードレースなどで調整した後、7月から1カ月ほどのアメリカ合宿を経て9月の本番に臨みます。