去年、日本被団協にノーベル平和賞を授与したノルウェー・ノーベル委員会のフリドネス委員長(40)が初めて長崎を訪れ、鈴木市長と面会しました。
フリドネス委員長は、23日朝、長崎市役所を訪れ、鈴木市長にノーベル平和賞のメダルのレプリカを手渡しました。
ノーベル委員会フリドネス委員長:
「原爆が投下されたその瞬間から長崎の街、被爆者の皆さんお一人お一人が世界に対して、私たちが共有しなければならない約束をされたと受け止めております。つまりもう二度と被爆者を生んではならないという約束です」
また被爆者運動が『核のタブー』という考え方を世界に浸透させたと称えた一方、「『核のタブー』は壊れやすく、忘れないことが非常に大切だ」と述べました。
午後は、原爆落下中心地碑への献花や、原爆資料館の視察などが予定されています。