8月9日の平和祈念式典の児童合唱で、初めて、長崎市出身の福山雅治さん(56)が作詞・作曲した「クスノキ」が披露されることが決まりました。
被爆80年の児童合唱は、これまで1年ごとに交互に担当してきた被爆校の城山小と山里小が初めて合同で行います。
長崎市は、爆心地の南東約800メートルの山王神社の被爆クスノキを題材に、福山雅治さんが作詞・作曲した「クスノキ」を曲目に選びました。理由については「被爆80年を迎える中で、未来を担う若い世代の子どもたちが被爆樹木を通して、被爆の実相を学び、平和の大切さを感じていただけるものと考えた」としています。
福山さんからは、「快くご承諾いただいた」としていて、式典では、福山さんらが今回の児童合唱用として特別に編曲した「クスノキ」が披露されます。