佐世保市で行われた県高校新人大会ソフトボール競技には、女子9チーム、男子4チームが出場しました。それぞれ上位2チームが11月の全九州秋季大会に進みます。
女子決勝は、共に7月の北部九州インターハイに出場した長崎商業と向陽の対戦。
向陽は2回。6番・泊。7番・篠﨑の連打でツーアウト1塁2塁とし、続く七田。ここは長崎商業の先発・上田の好投で向陽打線を抑えます。
長崎商業は3回。この回先頭の9番・中村ひかりがレフトオーバーの当たりでノーアウト2塁に。しかし向陽の先発・柏木は、続くバッターを冷静に打ち取り、得点を許しません。
両チーム無得点で迎えた7回。長崎商業は6回から登板したピッチャー北浦が初打席に立ちます。
【長崎商業2年・北浦柑奈選手】
「思いっきり振ろうと思って入りました」
センターオーバーのツーべースヒット。さらに相手のエラーで塁を進めます。
ワンアウト3塁で、続く8番・安藤の打球はエラーを誘い、この間に長崎商業が1点をもぎ取ります。
追う向陽はその裏。この回先頭の5番・1年生の藤本。
【向陽1年・藤本絢奈選手】
「絶対に自分が出て次につなげてまず1点を取ろうという気持ちで打席に入りました」
右中間へのツーベースヒット!続く6番・泊はきっちり送り、ワンアウト3塁のチャンス。しかし7番・篠﨑。8番・七田が共に内野ゴロに倒れ、ゲームセット。1対0で長崎商業が優勝しました。
【優勝 長崎商業2年・北浦柑奈選手】
「自分が最後まで0で抑えて新チームで絶対初優勝するという気持ち でマウンドに立ちました」
【優勝 長崎商業2年・安藤沙空主将】
「全国レベルのチームが集まってくるので、速い球に対してもバッティングでとらえることを意識して頑張っていきたいと思います」
【準優勝 向陽2年・柏木仁美選手】
「やっぱり打たれたので悔しかったです」「一番いいピッチングをしてチームの目標である全国制覇もあるので、九州をまず優勝して全国制覇したいと思います」