ソフトボール女子決勝は、長崎商業と向陽の対決。両チーム、拮抗した投手戦を展開し、7回を終えて0-0。ノーアウト2塁から始まる延長タイブレークに入ります。
先攻の向陽は、チャンスを生かせず無得点。後攻の長崎商業は9番の富岡が送り、1アウト3塁で1番の川原。ここぞの場面で川原が安打、長崎商業が劇的サヨナラで4連覇を達成しました。
長崎商業3年川原「もう最高です。この良い流れをインターハイに持っていけるようにみんなで一丸となって頑張っていきたい」
一方、男子決勝は、去年のインターハイ王者・島原工業を準決勝で破った佐世保西が大村工業に挑みました。
1対1で迎えた、6回表。4番宮﨑。打った打球はホームランかと思われましたが、バッターが打つ時にホームベースを踏んでいたため、アウトの判定となります。
その裏でした。2アウト1塁で、7番指名打者の池田。3年生の意地の一振りとなるホームランで勝ち越し。そのまま逃げ切った大村工業が2年ぶり13回目の栄冠をつかみ取りました。
大村工業3年池田「投げている北川に1点でも取れるようにしっかり最後まで振り切って良い結果がついてきたのでインターハイでは自分が投げて優勝できるように頑張りたい」
北部九州インターハイのソフトボールの競技は今回と同じ大村市で7月22日から。開催地枠を含め、男女それぞれ2校がインターハイに出場します。