実業団男子ソフトボールの県予選会が長崎市で開かれました。
6チームが出場し、1位と2位は、5月、鹿児島で開かれる九州大会に進みます。
11年ぶりの優勝を狙う長崎市役所が、前回王者の三菱長崎機工に挑みます。
1回。長崎市役所は2番、海星高校野球部出身で甲子園に出場した原田。
【長崎市役所・原田卓選手(27)】
「先制点が欲しかったので、どうにか1点という形で最高の形になって良かったです」
原田のホームランで先制します。
対する三菱長崎機工はその裏。ワンアウト1塁3塁で4番・長崎工業野球部出身の松岡。サードへの鋭いライナーで同点とします。
【三菱長崎機工・松岡大翔選手(23)】
「大きいのが一番打てれば良かったんですけど、しっかりヒットを打てたので良かったと思います」
なおもワンアウト2塁3塁で追加点のチャンスに5番・42歳の山田。
しかしショート本村がダブルプレー!ピンチをしのぎます。
3回、長崎市役所は、大村工業ソフトボール部出身の3番・永村。
【長崎市役所・永村祐太朗選手(27)】
「同点の場面で追い込まれてもいましたので、バットにしっかり当てようと思って」
インターハイ優勝の輝かしい実績を持つ永村がホームラン!
【長崎市役所・永村祐太朗選手(27)】
「しっかりスイングした結果がホームランになったかなと思います」
この回2点を奪い、3対1とリードします。
3回裏、2点を返した三菱長崎機工は、3対3の同点の場面。ノーアウト1塁2塁で4番の松岡。
【三菱長崎機工・松岡大翔選手(23)】
「シンプルに考えて、4番を打たせていただいているので4番としての役目を果たせたら…」】
レフトへの長打で4対3と逆転。三菱長崎機工の勢いは止まらず、続く5番・山田。
センターへの当たりで2人がかえり6対3。この回、5点を挙げます。
4回、3点を追う長崎市役所は、この回先頭の浜口。
【長崎市役所・浜口颯希選手(24)】
「流れをつくる、塁に絶対出る気持ちで立ちました」
明誠高校ソフトボール部出身の浜口が左中間へのツーベース!
続いて、初回に素晴らしい守備を見せた創成館野球部出身・本村。
【長崎市役所・本村悠作選手(20)】
「前の打席までが三振三振と続いたので、ランナー進めることだけ考えて…」
センター前タイムリーで1点を返します。
【長崎市役所・本村悠作選手(20)】
「流れがあっちにいってたので、ああいう形になって良かったです」
ワンアウト2塁3塁で、海星高校野球部出身の4番・服部。
ショート・松岡がきっちり守ると、ショートゴロを再び松岡!松岡のファインプレーでゲームセット。
三菱長崎機工が2連覇を達成しました。
【三菱長崎機工・松岡大翔選手(23)】
「勝つのが一番だったので、やっぱり1位で九州大会行きたかったので、勝ちにつながるプレーが出来たのでうれしかったです」
【三菱長崎機工・井上貴史主将(34)】
「若い人も入ってきてチームワークも取れてますし、元気があっていいチームだと思います」
【三菱長崎機工・徳永和己選手(26)】
「九州大会でまず1勝出来るように頑張りたいと思います」
【長崎市役所・永村祐太朗選手(27)】
「接戦の試合だったけど、それが勝ち切れなかったところが悔しかった」
【長崎市役所・浜口颯希選手(24)】
「ここ何年か1勝も出来ていないので、とりあえず1勝を目指して頑張りたいと思います」