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【長崎】仏像裁判に対馬市豊玉町観音寺前住職参加へ

2021年11月25日

9年前、対馬市豊玉町の観音寺から盗まれ、韓国に渡った仏像の所有権をめぐり韓国の寺と韓国政府が争っている裁判で、観音寺の前住職が、仏像の返還を求めて裁判に出席することになりました。長崎県の有形文化財「観世音菩薩坐像」は、2012年に対馬市豊玉町の観音寺から韓国人窃盗団に盗まれました。韓国の裁判所は一審で「中世に倭寇によって略奪されたもの」として韓国の寺への引き渡しを命じましたが、韓国政府が記録の信憑性に疑問があるとして控訴していました。24日の控訴審で観音寺側は、仏像の早期返還を訴えるため裁判に参加する意向を明らかにしました。参加する田中節孝前住職(75)はNCCの取材に対し「観音寺の仏様を一刻も早く返してほしいと訴えるのみ」と話しました。次回の裁判は来年1月26日の予定です。