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【長崎】世界でも珍しい南島原沖の「白洲の真砂」 

2021年06月09日

限られた時期のわずかな時間しか出現しない珍しい浅瀬をご存知でしょうか?南島原市南有馬町。浦田漁港を出発して船に揺られること10分ほど。世界遺産「原城跡」から南へ約300メートルの沖合にぽっかり浮かぶ浅瀬が見えてきました。地元では「白洲の真砂」と呼ばれる「リソサムニューム礁」です。普段は海に沈んでいて見ることができませんが、旧暦3月から8月の大潮の干潮時には、昼間にその一部が浅瀬となって現れます。遠くに原城跡を望み、海の上に立っているような不思議な気分です。リソサムニュームはサンゴとは異なり、珍しい植物の一種。石灰質を含み硬いのが特徴で、生きているものは紫色をしています。浅瀬として現れるリソサムニューム礁は原城沖・インド洋・イギリス海岸の3カ所でしか見ることができません。一番干満差が激しい時だと、長さ400メートル、1時間半ほど白洲は出現します。この日は長さ約20~30メートル、1時間もしないうちに再び海へと沈んでいきました。