一般社団法人長崎国際観光コンベンション協会は18日、管理する登録ガイド166人分の個人情報が漏洩したと発表しました。
協会によりますと去年12月9日、職員が修学旅行生のガイドを担当する10人に対し、集合時間や集合場所をメールで連絡しようとした際、誤って協会の登録ガイド166人分の名前や住所、携帯電話番号などの個人情報を記載したエクセルシートを添付し送信しました。メールを受けたガイドの1人が、個人情報が載ったエクセルシートが添付されていると誤送信した職員に連絡しましたが、職員は上司に報告していませんでした。
今年6月、別の職員が過去のメールを確認した際、誤送信されたメールを見つけて上司に報告し、事案が発覚しました。協会は職員を口頭で厳重注意しました。
職員は今回の発覚前に別の理由で退職していて、協会の聞き取りに対し「記憶にない」と話しているということです。
また誤送信先の10人に対して謝罪し、メールの削除を確認しています。個人情報が漏洩した166人には、対面や電話で謝罪するなどの対応を取りました。
現時点で、漏洩による被害は確認されていません。