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【長崎】旧十八銀2000万円余詐欺 元行員に実刑

2021年05月21日

旧十八銀行から2000万円余を横領したとして詐欺や窃盗の罪に問われた51歳の元女性行員に長崎地裁は懲役3年8カ月の実刑を言い渡しました。判決言い渡しを前に潮海裁判官は梅田真理被告に「何か言いたいことはありますか?」と聞きました。被告は前を向いたままぽつりぽつりと言葉を絞り出すように次のように述べました。「職場に多大な迷惑、損害を与えたことを申し訳なく思っています。どのような理由があっても犯した罪はあってはいけないことでどのような罰も受ける所存です。二度とこのような過ちを犯すことのないよう、待っている家族の元に帰るためにも更生し、自分を見直して生きていきます」。判決によりますと経費の処理を担当していた梅田真理被告(51)は、2016年1月から去年2月までの間、架空の請求書を使って父親名義の口座に振り込むなど85回にわたって2197万円余を横領しました。潮海裁判官は「担当していた業務の知識や経験を利用した悪質で常習的な犯行」とする一方、自宅を売却した分配金や財形貯蓄預金など合わせて901万円余りを被害弁償に充てる申し入れをしていることや、事実を認め、反省の態度を示していることなど酌むべき事情を考慮し、懲役5年の求刑に対し懲役3年8カ月の実刑を言い渡しました。