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【長崎】新型コロナ新たに20人 新クラスターも

2021年04月30日

新型コロナの集中警戒が続くゴールデンウィーク。長崎県内では30日、2市2町で新たに20人の感染が発表されました。各地で新たなクラスターも起きています。新たな感染者は長崎市で15人、佐世保市と時津町で2人ずつ、東彼杵町で1人の計20人です。長崎市では船大工町のラウンジ「クイーン オブ ザ ハート」では29日までの公表分と合わせ感染者が6人となり、クラスターとなりました。店では従業員の検温や手の消毒、1時間に1度の換気などをしていましたが、アクリル板などはなく接客の際、マスクを外すこともあったということです。市はこの店を19日(月)から26日(月)までに利用した人で心配な人は保健所に相談するよう呼び掛けています。また26日に公表された本石灰町のスナック「CHOCOBALL」では、新たに2人の感染が分かり、クラスターの合計は9人に。店名非公表のカラオケ喫茶でも新たに2人の感染が判明し、クラスターの合計は10人となっています。このほか市立小学校でも関係者の陽性がわかり、学年閉鎖となりました。接触者は児童も含め約30人で、検査を実施中です。また中央消防署で救急業務に当たる50代の男性職員の感染も発表されました。24日から発熱が続き、3回PCR検査を受け、29日陽性反応が出ました。接触者などは全員陰性です。一方、佐世保市ではコールセンター業務などを行う栄町のパーソルワークスデザイン「佐世保第2アウトソーシングセンター」が従業員5人のクラスターとなりました。うち4人は20代から50代の女性で1人は長崎県内の別の保健所の公表事例です。従業員など181人の検査を進めています。長崎県内の感染者の累計は2077人となりました。