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【長崎】大村入国管理センター収容者国賠訴訟初弁論

2021年04月26日

大村入国管理センターに収容中のネパール人の男性が適切な治療を受けられず歩行が困難になったとして、慰謝料など380万円余の国家賠償を求めた訴訟の初弁論が長崎地裁で開かれました。訴状などによりますと難民認定申請をしているネパール人の38歳の男性は2019年、施設内でサッカーをしていたところ、他の収容者の足が左の股関節に衝突。医師の診断を願い出ましたが、速やかに診察やレントゲン検査を受けることができず、「大腿骨頭」と呼ばれる股関節付近の骨が壊死し、手術の必要を訴えています。初弁論で原告は「適切な医療を受けさせる義務があったのに怠った」「この裁判は、日本の全ての入管収容施設における医療処遇の問題を訴え、改善を求める裁判」と主張しました。一方、国側は「事実に基づいて反論したい」として請求の棄却を求め争う方針です。次回は7月19日(月)に開かれます。