【長崎】「HCTech AI Lab長崎」開設
AIやIoTの技術を駆使し、長崎に山積する地域課題の解決を目指します。長崎市元船町の「BizPORT長崎」に新たに開設されたのは「HCTech AI Lab長崎」。おととし7月に長崎市に進出した東京に本社を置くIT企業「CAC」が開設し人工知能「AI」やモノのインターネット「IoT」の技術を活用することで、今後、長崎の地域の課題を検証し、それぞれの課題に応じたシステムの開発を目指します。開設式では、デモンストレーションとして画像認識AIシステムを使うことで表情が分かりづらいオンライン会議でもコミュニケーションを円滑にするためのツールなどコロナ禍で活用できる技術などを紹介しました。「HCTech AI Lab長崎」の鈴木貴博責任者は「地域の中でのコミュニケーションや健康、長崎のように人口減少しているとどうしても離れている人の見守りが難しい。そういった部分でも我々の技術はいろんな形で使えるのでは」と話しました。今後、長崎県や長崎大学などとも連携し、共同研究を進めたい考えで、長崎の地域課題の解決に取り組み、そのモデルを県外にも発展させていきたいとしています。