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【長崎】コロナ対策最前線 泉川教授が命の講話

2020年12月03日

新型コロナの感染を広げないため大事なこととは?長崎のコロナ対策のキーマン長崎大学病院の泉川公一医師が中学生に語りました。泉川公一センター長:「まじめに普通にしている人が新型コロナに感染することだってあるわけです。0にはできませんおそらく。だけど0に近づけていくことは皆さんの努力でできると思う」。長崎市の桜馬場中学校が開いた「長崎っ子の心を見つめる教育週間」の命の講話です。新型コロナについて知っておいてほしいことをテーマに、長崎大学病院感染制御教育センターの泉川公一センター長が話しました。泉川センター長:「人から人に移っていく感染の仕方というのはわかっているんです。そこをなるべく抑えてあげれば広がらないで済むんです。人をいたわる思いやりを持つことが私は一番大事だと思っています」。新型コロナは感染者や医療従事者への偏見や差別を引き起こし社会問題となりました。泉川医師は新型コロナを正しく理解し、人をいたわることの大切さを生徒たちに伝えました。新型コロナによる偏見や差別を巡り、長崎市は「感染者や医療従事者の人権を守ることで、感染拡大の防止や、街の活気を守ることにつながる」とする「長崎やさしいまち宣言」をしています。