ニュースNEWS

海自護衛艦「あさゆき」33年間の任務に幕

2020年11月16日

海上自衛隊の護衛艦「あさゆき」が33年間の任務に幕を閉じました。「あさゆき」は1987年に就役。一貫して佐世保を母港としてきました。1995年に発生した阪神・淡路大震災の支援や2009年に平戸沖で起きた第11大栄丸沈没事故の捜索にも出動してきました。艦の後方ではためいていた自衛艦旗が降ろされ、中永浩幸艦長が出口佳努佐世保地方総監に自衛艦旗を返納しました。79人の乗組員とともに「あさゆき」は33年間の任務に幕を閉じました。あさゆき初代艦長の土手義孝さん(80)は「人身事故もないし服務事故もなし。こんな素晴らしい船は無い。あさゆきは自分の体と一緒だったですよ」と話しました。護衛艦「あさゆき」は整備の後、解体されます。