相続税や贈与税の算定基準となる今年の路線価が公表されました。
予定長崎税務署によりますと、1月1日時点の県内の最高路線価は長崎市の浜市アーケードで1平方メートル当たり79万円です。去年より1万円高く、3年連続で上昇しています。
アミュプラザ長崎新館や長崎スタジアムシティの開業による影響はあるものの、専門店街から日用品などを多く含む店舗構成に変化し、繁華性を維持していることが上昇の要因としています。
都道府県別では去年と変わらず20位のままでした。
県内のほかの税務署管内では、諫早が3年連続で上昇、佐世保と平戸が2年連続で上昇。島原と厳原(対馬)は、去年に続いて「横ばい」。壱岐は去年の「下落」から「横ばい」に転じました。福江(五島)は去年より1万円下がり、1996年以降、30年連続で「下落」となっています。