５年間で１６００人の育成を目指します。海洋エネルギー開発専門の人材を育成するアジア初の研修施設が１０月１日、長崎市に開所します。「長崎海洋アカデミーー」は長崎大学文教キャンパスの中に設置されます。オープニングセレモニーでアカデミーを設置するＮＰＯ法人長崎海洋産業クラスター形成推進協議会、県、長崎大学、長崎総合科学大学、支援する日本財団の関係者がテープカットして開所を祝いました。中村知事は「今後、海洋エネルギー産業を県の基幹産業にするよう全力で取り組んでいきたい」と語りました。アカデミーでは洋上風力発電などの知識や技術を学ぶ研修を実施します。海洋エネルギー産業が盛んなオランダなどの団体とも協力し、五島の洋上などでの実地研修も行います。年内はオンラインでの研修を予定していて、１０月１３日からの初回の講義にはすでに国内の大手企業１０社以上からの申し込みが入っているそうです。