【長崎】工夫を凝らしたコロナ対策で文化祭開催
新しい学校行事の様式になるのでしょうか?長崎南高校が工夫を凝らした感染症対策で文化祭を開きました。参加者は生徒と教職員に限定。大勢が集まる体育館でのイベントは、午前と午後の2部構成にすることで観客の生徒を減らし、座席の間隔も広げました。イベントの様子はインターネットで生配信し体育館に入られない生徒らは教室で視聴。保護者らも自宅などで視聴できるようにしました。ステージでの出し物も大声を出さないために工夫を凝らしました。
舞台袖の生徒「出たな!おじゃま虫。これは俺様の仕業だ!!よくも邪魔をしてくれたな。俺様と勝負だ」
1年1組の「それいけ!アンパンマン」では舞台袖の生徒がステージの演者らの振りに合わせてアフレコしました。2年2組の「ロミオとジュリエット」では事前にセリフを録音し流れるセリフに合わせて演じました。ステージイベント以外では茶道部が日頃の練習成果を発揮し生徒らに、お茶を立てました。ここでも密を避けるため1回の人数を12人に制限しました。
女子生徒「お茶の味をすごく楽しめた」男子生徒「お茶を一気飲みしてしまってあまり茶道を見るのに集中できなかったので申し訳ない」人気を集めていたのは2年4組の「この問題解いちゃって!」
会場内に4カ所ある謎解き問題にチャレンジ。謎解き場所には仮装した生徒がいて参加者を驚かせます。しかし、外見とは裏腹に困った人にはヒントを教えてくれます。
体験した生徒「難しかったけど楽しかった」
生徒会長の小森珠乃さん「寂しいなぁと感じるが、楽しめる部分も今からは出てくるのではないかと前向きに捉えています」
文化祭の様子は保護者や学校関係者はインターネットで視聴ができるということです。