原爆投下直後の長崎で負傷者の救護にあたった若き看護学生たちの姿が描かれています。
映画「長崎ー閃光の影でー」の公開を前に、監督と主演俳優が知事を表敬訪問しました。県庁を訪れたのは時津町出身の映画監督で被爆3世の松本准平さん(40)と福岡県出身の俳優、菊池日菜子さん(23)です。
映画「長崎ー閃光の影でー」は原爆が投下された直後の長崎で、医療態勢もままならない状況の中、若き看護学生たちが負傷者の救護に懸命に向き合う姿が描かれ、命の尊さや生きる意味を考える内容となっています。
映画は日本赤十字社の看護師たちが被爆から35年後に記した手記『閃光の影でー原爆被爆者救護赤十字看護婦の手記ー』を原案にしていて、2023年に長崎市や滋賀県、群馬県で撮影されました。
被爆3世・松本准平監督(40):
「当時の長崎のことが、映画に映りこんでいればと思いますし、それを見て一人一人がそれぞれの立場で映画に描かれていることと向き合ってもらえれば嬉しい」
映画は今月25日(金)から長崎で先行公開され、来月1日(金)に全国公開されます。