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GoToキャンペーン開始 長崎県内への影響は

2020年07月22日

 新型コロナの感染拡大で苦境に立つ観光業を支援するため政府が旅行費用の一部を補助する「GoToトラベル」キャンペーンが始まりました。県内の業者も不安と期待が交錯しています。長崎市の観光ホテル「ホテル長崎」は。
 大嶋真由子「GoToトラベルキャンペーンで多くのお客さんを迎えるにあたってはホテルも万全のコロナ対策をして迎えます」
 キャンペーンは旅行後に「GoToトラベル」の事務局に申請書や宿泊証明書などを提出すると旅行にかかった費用の2分の1相当が補助される仕組みです。しかし制度の具体的な仕組みもはっきりしないまま始まったため、ホテル長崎は急遽、きのう公開された専用の宿泊証明書を印刷するなど対応に追われました。証明書を希望する人だけでなく念のためすべての旅行客に記入してもらうべきか悩んでいます。
 ホテル長崎の山開学さん「お客様からホテル側に直接キャンペーンについて質問されることも結構ございますので、そういった情報を的確にお客様に返すことが大事と思っていますので官公庁から出される情報をこちらが随時知識を得てお客様にきちんとした情報を届けていきたいと思っております」
 6月に始まった県のキャンペーンの影響もあり現在は予約のほとんどが県内の人だと言います。そのためキャンペーンから東京を除外したことなどの影響は少ないと言いますが、ここにきて県内の感染者の増加の影響が。
 ホテル長崎の山開学さん「連休中に旅行しようと思うが今回はキャンセルしたいという電話は時々出てきます」
 県によりますと1泊5000円補助のクーポンを1000円で販売する「ながさき癒し旅ウェルカムキャンペーン」でも、21日までに24件、返金の問い合わせが相次いでいるということです。県はコロナが理由の場合には返金に応じています。こうした中、知事は「GoToトラベル」について県内の観光関連産業は極めて深刻な状況として感染防止対策を徹底した上で推進していく考えを示しました。
 中村知事「受け入れ県としてどう対処していくのかリスクも含めて推移をしっかり見極めつつキャンペーンを展開して受け入れていく必要があるものと考えております」
 県外から長崎を訪れている人はキャンペーンの賛否を聞きました。
 京都からの来県者「私は賛成。感染については個人が気をつけることであって守るべきことをしっかり守っておれば他人にうつさないので、地域を限定して駄目だというのは失礼」
 福岡からの来県者「賛成です。経済が動くにはとてもいいことだと思う」
一方、長崎県民は。
 諌早市民「コロナウイルスの感染が広がっているから今はやめた方がいい」
 長崎市民「現時点では反対。経済を発展させるためには必要と思うが、長崎も感染者が増えてきている。もうちょっと時期を考えてほしい」
 諌早市男性「命の大切さから考えると反対ですね政府としてはやらざるを得ないんでしょうが」
 あすからの4連休、旅行に行く人は感染症対策の徹底をお願いします。具体的にどういったことに気をつけたらよいのか、旅行関連業の団体で構成される旅行連絡会がまとめた「新しい旅のエチケット」の一部を紹介します。まず旅行前は感染拡大の状況やクラスターの発生場所など旅先の情報確認をお願いします。次に楽しい旅行中ですが電車などでの移動中は会話を控えめにお願いします。そして動物園やテーマパーク内では混雑している状況あると思います。そういった場合は後回しにするなど人混みを避けてください。最後におみやげを買う場合は商品をあれこれ触らず見て選ぶように心掛けてください。安心で楽しい旅行にするためには一人ひとりがしっかり対策を意識して行動することが大切です。