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【長崎】アトランチカ派遣のDMAT活動報告

2020年06月02日

新型コロナのクラスターが発生し5月31日に三菱重工長崎造船所香焼工場を出港した「コスタ・アトランチカ」で医療支援に当たった災害派遣医療チーム「DMAT」が2日、知事や長崎市長に成果を報告しました。活動は県の要請を受け、船内で感染者が確認された翌日の4月21日から5月31日まで40日間に及びました。現場では12の関係団体が約570人態勢で24時間、乗員の診察や経過観察などに当たりました。現場責任者を務めた小早川義貴さんは「不安を抱える乗員に寄り添い1人の死者も出さず出港を迎えられた」と報告しました。田上長崎市長は「お互いに出港の無事を祈って『ありがとう』という言葉を船の方から掛けて頂いて理想的な出港の光景を目の前にして感慨深いものがあった。やはり現場で日々接してくれた皆さんが安心をつくってくれていたことを乗員の皆さんが強く感じていたからだと思います」と話しました。中村知事は「今回を教訓にしながら今後の受け入れ態勢の整備、万全な態勢で新たなお客様をお迎えできるように努力しなければならない」と話しました。厚労省DMAT事務局・小早川義貴さんは「クルーズ船とどうしたら折り合いよくお互いがやっていけるかを(報告書に)書けたらいいかなと思う」と話しました。小早川さんは今後約1カ月かけて報告書の最終案を作成し県などに提出します。