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コロナ終息願い妖怪の木像を奉納

2020年05月27日

日本一の木工アーティストが作った今話題の妖怪「アマビエ」の木像が諫早市宇都町の諫早神社に奉納されました。江戸時代末期、肥後(熊本県)の海に現れたとされる半人半魚の妖怪「アマビエ」。疫病よけの伝説があります。728年に創建された諫早神社は九州全体の守り神や健康の神様を祀り「疫病退散」の「アマビエ」とつながりのある神社です。諫早神社の宮本健一宮司は「神社として少しでも皆さんの心が和らぐような、そして疫病退散や無病息災の祈りが広がっていくようなことができないか」と思い木像を制作しました。社殿の前に安置された木像の「アマビエ」は高さ1メートル15センチ、直径80センチ。重さ約300キロ。境内にあったクスノキを使用しています。「アマビエ」の木像はチェーンソーアートで2年連続日本一に輝いた諫早市の嶋田克海さん(69)が制作しました。諫早神社から「アマビエ」の木像を作ってほしいと依頼され、5月11日に制作を開始しました。寺社・仏閣の彫刻を数多く手掛ける木彫工芸の街、富山県の井波で修業した嶋田さん。柔らかい表情にするため、目じりを上げたり、彫りを深くしたりして全体的なバランスを整えました。2週間かけ、完成した「アマビエ」は25日に諫早神社に奉納されました。豪快な波の上に出現するアマビエの仕上がりに宮本宮司は「大変すばらしい。ご利益がありそうな仕上がりになっている」と喜んでいました。嶋田さんは「日本だけでなく、世界中でコロナが収まるようアマビエ様にお願いしたい」と話していました。