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【長崎】街角の今昔写した「アルキメデス写真展」まち歩き約30年の歩み

2023年06月16日

長崎の街角の今と約30年前を比べて見ることができる写真展が長崎市で始まりました。

クスッと笑える「遊び心」も詰まっています。
長崎路上観察学会アルキメデス・安中淑子副会長:「路上を歩きながら面白いものを見つけて妄想に浸る。皆でそれを共有して楽しむ(活動)」

長崎市浜町の石丸文行堂の6階イベントホールで16日に始まった「長崎の30年 いまむかし」。
「長崎路上観察学会アルキメデス」は、自分たちが普段暮らす何気ない風景の中で、まち歩きをしながら面白いものを発見しようと1994年に発足したもので、まち歩きツアー「長崎さるく」のヒントとなった活動です。
12年ぶりとなる写真展では、思わず「ツッコミ」を入れたくなるような看板や風景などが展示されています。

来場者:「(面白かったものは)このポストとか。なんでポストなんだろう、誰がしちゃったんだろう、これは困ったねと思って。面白い」

今回、約30年の活動で撮り溜めた街角の昔と今を比較するパネル約80枚も展示しています。

来場者:「変わってしまう、忘れてしまうから。(建物が)なくなった時にここ何だった?と聞いて、ん?何やったかなというのが結構多くて。なかなか残った資料がなくて、(この展示で)結構たくさんあった」
長崎路上観察学会アルキメデス・安中淑子副会長:「この30年間で長崎随分変わってきている。県庁ができたり新しい駅ができたり、変わっていくものを寂しいなと思いながら見つめるのと、昔を思い出してこんなのあったんだという驚きも感じていただきたいし、視点を変えると面白く思えるんだという感性を見ていただきたい」

写真展は18日(日)まで。8月22日からは長崎市役所19階のギャラリーウォールでも開催します。