【長崎】千人規模の雇用見込む 京セラが諫早市で半導体関連部品など製造へ
半導体の関連部品や電子部品などの開発・製造大手「京セラ」が県や諫早市と立地協定を結びました。1000人規模の雇用創出を見込んでいます。
京都に本社を置く「京セラ」は、諫早市の南諫早産業団地の約15万平方メートルに、国内16拠点目となる工場を設け、2026年の稼働を目指しています。工場では京セラの強みでもある傷がつきにくく、熱に強い素材の「ファインセラミックス」を使って半導体を保護する「半導体パッケージ」を製造。協定書に調印した大石知事と諫早市の大久保市長も期待を寄せています。
大石知事:「人口減少が喫緊の課題である長崎県においては本当にありがたい。県内の大学、高校の新卒者はもちろんだが、県外からも優秀な人材が入ってきたらうれしい」
大久保諫早市長:「郷土のこれから育っていく若い皆さんの励みにもなり、目標になるものと期待している」
京セラ・谷本秀夫社長:「地元の方を最優先で雇用する。長崎県諫早市から世界中に向けた最先端の部品を供給していきたい」
雇用は2028年度までに約500人を採用し、将来的には1000人規模に増やすとしています。