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【長崎】県内コロナ20人…去年1月以来の少なさ  PCRなど無料化事業3月末終了へ

2023年03月22日

22日、県が発表した県内の新型コロナウイルスの新たな感染者は20人でした。21日が祝日だったこともあり、水曜日としては去年1月5日の15人以来の20人以下となりました。20日(月)の発表(20人)と同じ人数で、感染の収束傾向が続いています。

20人中14人は医療機関で診断され、6人は自己検査で陽性となり、県の判断センターで判定されました。

年代別では30代が最多の5人、次いで10代と40代がともに3人。20代と50代、70代がそれぞれ2人。0歳と、5歳から9歳、90歳以上が1人ずつです。

65歳以上や入院が必要な人などの発生届は長崎市6人、平戸市4人、佐世保市3人、西海市1人、4市で計14人です。

21日午後7時現在の県内のコロナ病床の入院患者は、前日より5人増え51人。重症者は変わらず2人。病床使用率は前日より0.7ポイント上がり7.5%。宿泊療養者は変わらず1人。施設療養者は4人減り56人となっています。

3月19日(日)時点の県内のワクチン接種率は、1回目が82.1%(前回82.2全国81.3)、2回目が81.1%(前回81.1全国80.3)。3回目が71.5%(前回71.5全国68.5)。4回目が51.2%(前回51.2全国46.2)で、前回12日時点とほぼ変わらず、全て全国平均を上回っています。オミクロン株対応ワクチンの接種率は前回より0.2ポイント上がり48.4%。全国平均(44.4)を4ポイント上回っています。

また県は22日、感染に不安を感じる県民を対象とした無料のPCRや抗原検査を3月末で終了すると発表しました。国の臨時交付金を活用して、2021年12月から薬局や民間検査所、県の専用ブースなど現在95カ所で続けていますが、このところの落ち着いた感染状況を踏まえ、判断しました。無料検査は3月16日現在でのべ25万4000人が利用しました。場所によっては3月31日より前に終了することもあるということです。