【長崎】県内の新型コロナ新たに558人感染確認
長崎県などは9日、県内で新たに558人が新型コロナに感染したと発表した。1日の新規感染者が500人を超えるのは5日連続。土曜日の550人超えは5月7日(土)9週ぶり。自治体別では長崎市170人、佐世保市114人、大村市46人、諫早市44人、雲仙市35人、島原市29人、南島原市22人、時津町19人、東彼杵町・川棚町各11人、長与町10人、壱岐市9人、西海市・佐々町各8人、対馬市・五島市・新上五島町各6人、松浦市3人、波佐見町1人。平戸市と小値賀町を除く12市7町で感染が発表された。このうち検査せず医師の判断で陽性とする「みなし陽性」は29人。年代別では10歳未満が最も多く140人、その他は10代78人、20代44人、30代104人、40代69人、50代42人、60代40人、70代23人、80代12人、90歳以上6人。総数は7日より3人増え、先週土曜2日より275人増えた。14日連続前週同曜日を上回っている。8日の午後7時時点で入院者は89人(前日比+9人)、重症者は0人。最大病床使用率は15.6%(前日比+1.7ポイント)。自宅療養者3545人(前日比+314人)、宿泊療養者251人(前日比+36人)、施設療養者54人(前日比+6人)。新たなクラスターは1件発生した。壱岐市の児童福祉施設で9日公表分までに職員1人、児童4人の感染が確認された。施設は8日から14日まで休所する。また長崎市は福祉部の20代男性職員、中央総合事務所の40代女性職員、長崎北消防署に勤務する20代男性消防職員の感染を発表した。佐世保市も中央保健福祉センターに勤める保健福祉部40代女性職員、環境センターに勤める環境部40代男性職員の感染を発表。いずれも業務上、市民や職場内での濃厚接触者は確認されていない。長崎県は8日、クラスター発生などで病床使用率が高い佐世保市の感染段階レベルを「1(注意報)」から「2-1(警戒警報)」に引き上げ、対策の徹底を呼び掛けている。