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長崎市長 日本政府不参加の核禁締約国会議で演説へ

2022年06月17日

田上長崎市長は来週、日本政府が参加しない核兵器禁止条約の第1回締約国会議で被爆地の代表としてスピーチをすると発表しました。田上長崎市長は「核兵器を無くさなければならない、核兵器は使ってならないというメッセージを広島・長崎から発するのではなく、多くの国々と共に発信する、世界の多くの人たちがそのことを共有して願っているということを発信する場にしたいと」と意気込みます。

田上長崎市長は18日から8日間の日程でウィーンを訪れ、21日の締約国会議で、被爆地・長崎の代表、平和首長会議の副会長としてスピーチする予定です。田上長崎市長は「ロシアのウクライナ侵攻という状況の中で、ロシアが核兵器の使用をほのめかすという状況、それをもって脅すというこれまでになかった状況が生まれているということを踏まえて核兵器の廃絶に向けて、あるいは核兵器を使わせない、使わないということに関してこれまで以上の結束を参加国に呼びかけたいと思います」と話しました。

会議前日はオーストリア政府主催の核兵器の人道的影響に関する会議にも出席し、各国政府や国際機関の代表と意見交換を行い、関係強化を図りたいとしています。また8月1日から26日までアメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれるNPT核不拡散条約再検討会議に出席するため、8月3日から5日間の日程で、ニューヨークを訪問することも発表しました。このほか長崎市は日本の反核平和運動をリードした長崎原爆の被爆者で2013年に82歳で亡くなった山口仙二さんを13人目の長崎市栄誉市民として顕彰すると発表しました。