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【長崎】新型コロナ新たに266人感染確認 事業所クラスター50人に拡大

2022年05月29日

長崎県内で29日、新たに266人の新型コロナウイルスの感染が発表された。内訳は長崎市59人、佐世保市78人、大村市64人、諫早市28人、長与町と佐々町で各7人、島原市と西海市で各5人、南島原市4人、時津町・川棚町・波佐見町で各2人、平戸市・五島市・東彼杵町で各1人の9市6町で266人。うちみなし陽性者は13人。

総数は前日28日(土)の288人より22人減少、前週日曜22日の355人より89人少なく、前週同曜日を下回るのは8日連続となった。

年代別では10歳未満86人、10代45人、20代14人、30代46人、40代34人、50代18人、60代9人、70代11人、80代3人。

27日時点の最大確保病床570床に対する使用率は前日より0.5ポイント上昇し16.8%。入院患者数は前日から3人増の96人で重症者は1人。自宅療養者は前日比325人減の2832人。

西海市では5月23日にクラスターを公表した製造修理事業所で新たに従業員2人の感染が確認され、感染者は従業員50人に増えた。

長崎市こども部では50代女性職員(保育業務)の感染も確認された。勤務する市立保育所では女性職員が受け持つクラスを部分休所している。症状発生から遡って2日前以降、業務上、不特定多数の市民や事業者との接触はないとしている。

長崎市では29日、60歳以上や基礎疾患のある人などを対象にした新型コロナワクチンの4回目集団接種が始まった。メルカつきまちではモデルナ製ワクチンを約30人が接種した。個別接種は6月1日(水)から市内約290の医療機関で始まる。