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【長崎】田上長崎市長定例会見 8.9平和式典にロシアとベラルーシ招待せず 規模拡大し一般参列可能に

2022年05月26日

ウクライナ情勢を受けて長崎市は今年8月9日の平和祈念式典にロシアを招待しないことを26日明らかにしました。ロシアがウクライナ侵攻を続けていることを踏まえた措置だということです。田上市長は「ロシア及びベラルーシの代表の方々については今回は招へいしない考えです。そういう代表の方を迎えることによる様々な不測の事態を想定しなければならないと言ったような事態も生じます。そういう意味では厳粛な式典ですのでしっかりと式典をまず行うということを中心に考えたい」と述べました。

26日の定例会見で田上市長はこのように述べ「やむを得ない判断だった」としています。市は例年ロシアを含め核保有国の駐日大使などを招待していますが、今年はロシアに加え、ロシアのウクライナ侵攻を支援しているベラルーシの駐日大使も招待しません。広島市も先週(20日)、8月6日の平和記念式典にロシアとベラルーシを招待しない考えを表明しています。

一方、今年の長崎平和祈念式典は2020年、2021年に続き、コロナ禍の縮小開催ですが感染対策の緩和に伴って参列者を増やし、去年の約3倍の1700席程度を配置して一般参列も可能にすると発表しました。