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【長崎】大村市で指輪奪う強盗致傷 懲役7年求刑

2022年05月18日

大村市で一人暮らしの女性の指輪などを奪いけがをさせた強盗致傷の罪に問われている33歳の男に検察は懲役7年を求刑しました。福岡市の無職萩尾一貴被告(33)は去年2月、大村市で一人暮らしの当時77歳の女性の家で女性に暴行し、約154万円相当の指輪など31点を奪って逃げた罪に問われています。女性は左肩を打撲する全治2週間のけがをしました。論告で検察は「金欲しさの身勝手で理不尽な犯行で、『女性を威嚇するような言動は全くしていない』など事実を矮小化して供述していて反省の態度に疑問が残る」などとして懲役7年を求刑。これに対し弁護側は、「被害者にダイヤの買い取りを断られ、カッとなった突発的な犯行で、刃物など凶器は使っておらず、犯行態様は悪質とまでは言えない」などとして執行猶予付きの判決を求めました。最後に潮海裁判長から「何か言いたいことはありますか?」と問われた萩尾被告は「逮捕され1年2カ月、反省しなかった日はありません。被害者にどういった形で償うのが良いのか今後も考えていきます」と語りました。判決は23日(月)に言い渡されます。