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【長崎】新たに481人感染 5件のクラスター発生

2022年05月12日

長崎県などは12日、新たに481人が新型コロナに感染したと発表しました。学校や役所などで5つのクラスターが発生しています。市町別の内訳です。長崎市で154人、佐世保市で124人、大村市で47人、諫早市で45人、島原市18人、雲仙市・南島原市各15人、長与町11人、波佐見町9人、佐々町8人、五島市6人、対馬市5人、松浦市・壱岐市・時津町・川棚町各4人、平戸市・西海市各3人、東彼杵町・新上五島町各1人など11日に続き12日も小値賀町を除く13市7町で感染者が確認されています。このうち「みなし陽性」は29人です。総数は前日より88人減りましたが、連休中だった先週木曜より252人増え倍以上となりました。感染者が前の週を上回るのは6日連続です。年代別では10代が最多の110人、20代が96人、40代が76人、10歳未満が74人、30代57人、50代34人、60代16人、80代8人、70代7人、90歳以上3人となっています。10日現在、長崎県内の入院患者は前日より6人増え117人、重症患者はゼロとなりました。病床使用率は前日より1ポイント上がり20.5%、2割台に上がりました。宿泊療養者は195人、自宅療養者は3423人です。 

長崎市では先週木曜より68人多く、前日(219人)より65人少ない154人の感染が確認されました。また新たなクラスターが2件発生しました。一つは市内の民間高齢者福祉施設で、12日までに利用者4人、職員1人の計5人が感染しました。市は関係者が把握できているとして施設名を公表していません。もう一つは市内の私立高校の部活動で、12日までに生徒14人の感染が分かりました。部活は運動部で、5月6日(金)から16日(月)まで休止しています。この他、長崎市立学校に勤務する教育委員会の20代男性職員2人の感染も発表しました。2人とも今週月曜(9日)にのどの痛みや鼻水の症状が出てその後、医療機関での検査で陽性が確認されました。魚の町の新庁舎建設現場で働く20代の男性作業員の感染も発表しました。居住地は県外で、10日、現場作業に着手した後38.5度の熱や倦怠感の症状が出て11日、県外の病院でPCR検査を受け陽性と確認されました。 

佐世保市では3日連続の100人台となる124人の感染が新たに確認されました。ゴールデンウィークの3連休最終日だった先週木曜・こどもの日(21人)より103人多く、11日(145人)より21人少ない人数です。新たなクラスターは3件で、一つは市の農林水産部農政課です。課内の全28人の職員のうち、11日発表された2人と12日発表の5人、合わせて7人のクラスターが発生しました。11日発表された2人は40代と50代の男性職員で、今週月曜(9日)に発熱やのどの痛みの症状が出て翌火曜(10日)に抗原検査で陽性が確認されました。さらに11日(水)PCR検査や抗原検査で40代男性4人と年齢性別非公表の1人の陽性が確認されました。感染した7人は先週金曜5月6日に農政課内の有志19人で開いた職員の歓迎会に参加していて、市はこの集まりが感染の一因とみています。歓迎会は市内の認証飲食店でマスク会食をしていたということですが、4人掛けのテーブルを複数くっつけていたということです。市は「『1テーブル4人以下』というルールが守られず、マスク会食も徹底できていなかったと言わざるを得ない」としています。課内全職員28人のうち症状がない職員18人に抗原検査を実施したところ全員が陰性でした。歓迎会に参加していて症状がある3人については12日中に検査の結果が出る見通しです。庁舎の消毒は随時実施していますが、陽性が判明した10日(火)と11日(水)に改めて念入りに行いました。市民と接触のある部署ですが、マスクの着用や飛沫防止パネル越しの対応のため、濃厚接触者に当たる市民はいないとしています。市職員課は「公務員の信用を失墜しかねず誠に遺憾」として12日、職員に対して決められたルールを徹底するよう通知を出しました。市職員ではこの他、市民生活部の40代女性と環境部の60代男性、水道局事業部の20代男性の感染も確認されました。2件目と3件目のクラスターはいずれも高校の部活動で、私立高校で生徒11人と、長崎県立高校で生徒9人の感染が確認されました。アメリカ海軍佐世保基地の日本人従業員では新たに佐世保海軍施設の20代と40代、50代の男性の感染が確認されました。また市はアメリカ海軍佐世保基地で11日までに新たに軍関係者5人の感染が確認されたと発表しました。

このほか、五島振興局の分庁舎に勤務する40代男性職員、県土木部の40代男性職員、長崎税務署の20代男性職員、県南の警察署の40代男性警察官の感染が発表されました。