長崎市の路上で、面識のない女性に性的暴行を加え、けがをさせた罪に問われている22歳の男の裁判員裁判で、被告人質問が行われました。
起訴状などによりますと、住所不定・無職の本山光稀被告(22)は、今年2月14日の深夜から翌未明にかけて、長崎市丸山町の路上で、帰宅途中の25歳の女性を押し倒し、ズボンなどを引きずり下ろして首をしめ、全治1カ月の肋骨骨折や、全治2週間の両目の眼球打撲を負わせた不同意性交等致傷の罪に問われています。
15日(木)の初公判では、「被害者を押し倒した以外は間違いない」と起訴内容を一部否認しました。
20日の被告人質問で、本山被告は犯行前、会社の懇親会の1次会のカレー店で「ビールを10杯飲んだ」、2次会のキャバクラで何杯飲んだかは「覚えていない」と述べました。金がなく、3次会には行かず、誰かを襲って金を奪おうと考え、被害女性の5~6メートル後ろから後をつけ、細い路地に入ると「後ろから首をしめた」。ひざから崩れるように仰向けに倒れた女性に「馬乗りになって首をしめた」。近くに落ちていた財布にお札が入っていないことを確認すると、女性が動き出したので、「また首をしめた」。その後、「女性の顔を、両手の平手で10発くらい殴った」と述べました。
検察から、「最初から性行為が目的だったか」と問われると、「違います」と否定し、その上で、女性に対し、「けがを負わせたり、トラウマを植え付けて傷つけて、すみませんでした」と述べました。
判決は27日(火)に言い渡される予定です。