
長崎くんちは中日(なかび)。6つの踊町は、「庭先回り」に繰り出しています。一方、「七福神寳船」を奉納する鍛冶屋町の演技中、出演者が負傷する事故がありました。
満員の約2200人が詰めかけた「花場所」のひとつ、中央公園。一番町・鍛冶屋町が「七福神寳船」を呈上する最終盤の午前8時半すぎ、「モッテコイ」がかかる中で、入退場口の寳船で事故が起きました。
根曳の40代の男性が、重さ約5トンの寳船の車輪に右足を挟まれました。救急隊が駆け付け、長崎市内の病院に搬送されました。意識はあるということです。
根曳衆21人に控えはおらず、このあとの庭先回りは、20人で船を曳くということです。
鍛冶屋町 長采・平井嘉一さん:
「けがで離脱するということは、志半ばということになるので、けがした人間の気持ちをしっかり僕らが背負って最後までやり遂げることがけがした人間のためにもなるし、それが一番いいということで気持ちを切り替えてやろうということで話をしました」
踊町6カ町は八坂神社や中央公園で奉納踊をしたあと、商店や家々を巡る「庭先回り」に繰り出しています。
牧山貴光記者:
「長崎市はきのうのおくんち前日(まえび)に続き、きょうの中日(なかび)も雲ひとつない青空が広がっています。心地よい秋風が頬を撫でる絶好の天気に恵まれ、まさに『おくんち日和』を迎えています」
午前中、市中心部の魚の町では、鍛冶屋町の演し物、「七福神寶船」の踊子らが優雅に舞い、福をお裾分けしました。
七福神 弁財天・白水結羽さん:
「最後まで笑顔を忘れずに皆様に福を届けられたらいいかな」
長崎厚生福祉団・千々和源大さん:
「町人の誇りです。これで生きているという感じです。1年間このために仕事をしているという感じです」
庭先回りは、後日(あとび)の9日夜まで続きます。