長崎くんちまであと9日です。「唐船祭」を奉納する踊町・元船町は、26日、伝統行事「媽祖祭」を執り行いました。
長崎市鍛冶屋町の唐寺、崇福寺。「媽祖祭」は、航海の神「媽祖」をお迎えし、魂を吹き込む儀式です。
本来は7年に一度、元船町の奉納の出番を迎える年に行いますが、今回は、コロナ禍などによる3年間の延期を経て10年に行われました。
崇福寺の媽祖堂には、町の役員や根曳衆ら約70人が集まりました。
参加者一人ひとりが、町で大切に祀ってきた木製の「媽祖様」に線香をあげ、奉納の成功を誓いました。崇福寺から「媽祖様」を迎えた一行は、ドラや爆竹の音を響かせながら浜町のアーケードなどを練り歩き、買い物客らが見守る中、元船町へと戻りました。
元船町・中川進吾自治会長(74):「10年ぶりに媽祖様を迎えることができました。皆様のおかげで。何か“ずしーん”とくるものがあります」
元船町・黒木哲也総監督(70):「やっぱり10年ぶりでですね、緊張感があった。もうひとつは10年ぶりにお連れしてきたということに意義があると思います。私が受け取った時には無事な奉納ができますように事故、けががなくですね、お願いしながら媽祖様をお受け取りしました」
「媽祖様」は10月1日(木)、奉納で使う「唐人船」に安置され、本番への魂が吹き込まれます。