力強い担ぎ手の声と太鼓の音が諏訪の舞台に戻ってきました。上町の「上町コッコデショ」、10年ぶり2回目の奉納です。
気迫のこもった担ぎ手の表情と声に、会場の空気も凜と張りつめます。36人の担ぎ手が勢いよく駆け出し、勇壮に回ると大歓声。
コッコデショの見せ場、約1トンの山車を投げ上げ、片手で受け止める「投げ」を、会場中が息をのんで見つめます。
前回より高く!鮮やかな五色の座布団が、諏訪の秋空に高く舞い上がりました。
ラストを飾ったのは、諏訪神社に祭られた諏訪・森崎・住吉の神様に感謝を伝える3回連続投げ、新趣向の「三社返し」。対馬産の100年物のヒノキで新調した山車を、渾身の力で投げ抜き、満場の「モッテコイ」に包まれました。
担ぎ手・池田高寛さん:「何とも言えないですね…1年間やってきて、この日のためだけにやってきたので、本当にうれしいですね。3日間来ていただいている人たちのためにも一個一個、一生懸命、演技を頑張っていきたいと思います」
担ぎ手・鍋倉誠悟さん(45):「入場の時に泣きそうになっていたんですけど、きちんとしてしまわないといけないと思って、最後までやり切りました。(娘・怜杏さんの太鼓は?)もうバッチりでした」
太鼓娘・鍋倉怜杏さん(10):「100%出せました」
総指揮者・田川俊幸さん:「(三社返しは)きょうよく上がっていたし、3回目が少し怪しかったが、稽古通りできたと思います」