三番町は、元船町の「唐船祭」。鮮やかな中国衣装をまとった子どもたちが、明清楽の調べにのせて舞うのは、「明清彩豊唐船祭(みんしんのいろどりゆたかにとうせんまつり)」。2歳から中学2年生まで、18人の町娘による「姑娘(クーニャン)」の踊りです。
中でも今回、中学生8人の「大姑娘(タークーニャン)」たちが舞う、日本語の曲に合わせた新しい踊り「紫陽花」が初めて披露されました。しなやかな舞で、観客を魅了しました。
踊り指導藤間朋寿朗さん:「とてもうれしくて涙が出そうでした」
クライマックスを飾るのは、航海の女神「媽祖」を祀った「唐人船」。24人の根曳たちが、力強い勇姿を見せました。
3回目の出演となる宮川祐介さん(44)は、唐楽の元気さん、踊子のそらさん、2人の子どもと共に臨みました。今回で根曳を引退する祐介さん。親子の共演は、最初で最後です。
根曳・班長 宮川祐介さん(44):「娘の力だったり、息子の力とか、姿見て、力をもらっているところもありますし、まあ逆に私の姿を見て子どもたちが何か一つか二つぐらい学んでもらえたら」
元気さんらが奏でる囃子にのせて、祐介さんたち根曳衆が、力強い掛け声とともにダイナミックに駆け巡ります。
披露したのは、この日のために磨き上げてきた船回しの新しい技のひとつ「雷神」。雷鳴轟くさまを見事に表現し、諏訪の舞台を大いに沸かせました。
根曳・班長 宮川祐介さん(44):「(子どもの)普段見せない姿が見られたのですごい感動ですね」
唐楽・宮川元気さん(小6):「家族で初めて出て一発目の諏訪で頑張れたので良かったです」
大姑娘・宮川そらさん(中1):「(家族共演は)本当に1回しかできないのでとても楽しい思い出になればと。緊張とかもほぐれてきたのでコミュニケーションを大事に、家族ともたくさん協力して、楽しい3日間にしたい」