
元船町の演し物、「唐船祭」の醍醐味は、長崎ならではの唐風の「舞」と、迫力満点の「船回し」です。
鮮やかな衣装を身にまとった子どもたちが、明清楽の調べにのせて舞うのは、2歳から中学2年の町娘、「姑娘」の踊りです。今回は、その中でも中学生8人の「大姑娘」たちが舞う、日本語の曲に合わせた新しい踊り「紫陽花」が初登場します。
港町・長崎の情景が浮かぶような、優美でしなやかな踊りに仕上がりました。
大姑娘役・本村美結さん(中1):
「本番はもっとたくさんの人がいるので頑張りたい」
そしてクライマックスを飾るのが、航海の神「媽祖」を祀った、「唐人船」です。唐楽の囃子に乗せて根曳衆の力強い掛け声とともにダイナミックに駆け巡り、今回は新技も披露します。
右に3回転し高速・中速・低速と速度を変える「風神」、そして左に3回転し高速・低速・高速と奔走する「雷神」。息の合った圧巻の船回しで本番では観客に大きな感動を届けます。
根曳長・中川太朗さん(45):
「体力もどんどん場所ごとに削られてくると思うのでしっかり一場所、一場所集中して臨みたい」
采振長・石橋龍弥さん(56):
「稽古以上のことはできないので120パーセントの力でみんなにはやってほしいと思う」
諏訪の踊り場に、元船町の「真骨頂」、“優美さと気迫”を響かせます。