
奉納踊りの最後、六番目に登場するのは龍踊を奉納する筑後町です。
唐人屋敷の中国人から学び長崎で独自に発展した龍踊は、300年以上前から長崎くんちに奉納されてきたと言われます。
筑後町は今から53年前の1973年、昭和48年に初めて龍踊を奉納し、今回が8回目となります。龍踊は、雨ごいや五穀豊穣を願う踊りで、金色に輝く玉は太陽や月を表し、龍が玉を追いかけて飲み込むことで、空が暗転し恵みの雨をもたらすと言われています。
今年の龍衆は75人。そのうち半数以上の44人が初めての参加です。
中国楽器を使った龍囃子は雨の音、風の音、雷の音、龍の鳴き声などを表すとされ、小学生から社会人までの囃子方53人で演奏します。
筑後町の最大の見どころは3体の龍が同時に踊る「巴踊り」です。ポイントは狭い踊り馬場で龍体がぶつからないよう3体の龍の動きをシンクロさせること。
黒髪の青龍、白髪の青龍、そして白龍の3体が龍囃子のリズムに合わせて完全にそろっているかが見どころです。