
諏訪神社の秋の大祭長崎くんちまであと12日。恒例行事、庭見世と人数揃いの概要が発表されました。
今年の6カ町が意気込みや庭見世の見所を語りました。庭見世は、10月3日の夕方からそれぞれの踊町で傘鉾や、道具、衣装など奉納で使うもの、出演者に贈られたお祝いの品を並べて披露する習わしです。
翌4日の「人数揃い」は、本番同様のいでたちで演し物の仕上がりを町内の人に見せるリハーサルです。
「本踊」、「今籠町波璃大鷲」を奉納する今籠町は、「大鷲」がデザインされた傘鉾を崇福寺に。崇福寺通りの長崎卓袱浜勝長崎総本店に踊子の衣装などを飾ります。人数揃いは午後2時から崇福寺、そのあと大音寺で舞うということです。
崇福寺通り今籠町内会・楠本英敏会長:「最初はうちの町内の子は全く素人ばっかりだったけど、全く別人みたいになりまして。素晴らしいと思います」
「川船」を奉納する油屋町の庭見世は、崇福寺電停そばの格納庫に川船を置くほか、町内合わせて15カ所で展示します。新調した長崎刺繍の船頭衣装は必見です。人数揃いは午後1時から町内を一周したあと、八坂神社で披露します。
油屋町自治会・松尾小太郎会長:「(船頭衣装の)後ろに非常に油屋町っぽいものがあるので、後ろも見せたいと思っているんですが、そういうのを見ていただきたい」
明清楽と勇壮な船回しが見所の「唐船祭」を奉納する元船町。庭見世は、プラタナス広場に約60mのテントを張り、絵巻物のように衣装や道具を展示します。人数揃いは、夢彩都を起点に町内を回る予定です。
元船町自治会・中川進吾会長:「明日崇福寺におまつりしている媽祖様を下ろしに行きます。(庭見世は)楽しみながら来ていただけたら。元船町はちょっと遠いけど、ふるまい酒をささやかにしますのでおいでくださいませ」
上町は2回目の奉納となる「上町コッコデショ」。新調した山車や衣装など、全て長崎歴史文化博物館に展示し、人数揃いもレストラン銀嶺前の広場で行います。
上町自治会・笹島潮会長:「山車の中に天井絵がついております。四神が入って真ん中に麒麟が入った絵がついておりますので、それを近づいてよく見ていただきたい。きれいな山車ができているのでゆっくり見ていただきたい」
鍛冶屋町の演し物は「七福神寳船」。たちばな信用金庫に寳船、貴重なからくり仕掛けの傘鉾は「白水堂」に飾り、町内13カ所で展示します。人数揃いは鍛冶市通りで午後1時半からです。
鍛冶屋通り町内会・中野信之会長:「(傘鉾は)長年の劣化があるんだなと思ってます。でもからくりは何も問題なく動きますので、三条小鍛冶の童子の顔が狐に変わるというところを皆さんに見ていただきたい」
筑後町は、3体の龍による「巴踊り」が見所の「龍踊」。庭見世は、龍や傘鉾、衣装など全てホテルセントヒル長崎に展示し、人数揃いは中町公園で午後2時半からです。
筑後町自治会・開田好治会長:「龍踊は雨乞いの儀式といいますが雨を呼ぶということですけど、本番では雨は呼びません。いい天気になるように祈っております」
庭見世について、それぞれの踊町は混雑が予想されるとして、車の往来に気をつけることや、町内の人の誘導に従うよう呼びかけています。